頭の中のメモ

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見やすい資料とは何かという話

一応美大を卒業し社会人としてそろそろ10年経つ中で資料もいくつか作ってきた上での意見です。

まず、見やすい資料とは人間工学に基づいてルール化されているものです。色使いが綺麗とか美的感覚がどうとかセンスがどうとか、そういうのは二の次。ルール化、つまり理屈。いわゆる文系ではなく理系的な考え方のほうが重要。

  • 結論が常に同じ位置にあるからスライドを見たときどこを見ればよいかわかる。
  • 文字の大きさは3種類で統一され、強調する文字は常にこの大きさだとわかるからそこに目がいく。
  • 棒グラフと折れ線グラフは同じ指標なら色味が統一されているから対応が一目でわかる。
  • この会場でこの大きさのスクリーンに映すから最低の文字サイズは○pt

などなど。スライドのテクニックってたくさんあるけど、どれも美的感覚とかセンスの話ではない。人間工学に基づいたルール化。これです。