頭の中のメモ

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仕事のスピードについて思う

速さは正義というのは理解できる。そのときの速さとはどのくらいをさすのかはまだ理解できていない。

データを使った意思決定において、意思決定に必要なデータを短い時間で出すのは速さである。しかし、データの取得定義などを残さず再現性のないデータの出し方で良いのか。仮にそれが正確な計測だったとしても、再現性がない場合、次の機会にそれに合わせる作業からはじめなければいけない。データの出し方がわからないものに合わせる作業とは無からデータを出すより工数がかかる。つまり総合的に見て時間がかかりスピードが落ちていることがある。

正確性。早く出したデータがどこまで正確か。ここでいう正確は取得方法ではなく、意思決定のための情報としてどこまでそれに相応しいかである。ようするに適当なデータを出して適当に意思決定をするということで、それは後々こまる。「やっぱりこうだった」が後から起きればそれはスピードを落としていることになる。

つまり、スピードというのは、その場での回答をいかに早く出すか、に限らないと思っている。一方でそこに時間をかけすぎるのも良くないことはわかる。ただ、スピードといったときに、前者のイメージ、今この瞬間の値・答えをいかに早くだすかと考えている人が多いのではないかと思う。