読書メモ。デジタル時代の基礎知識『ブランディング』 「顧客体験」で差がつく時代の新しいルール
デジタル時代の基礎知識『ブランディング』 「顧客体験」で差がつく時代の新しいルール(MarkeZine BOOKS)
- 作者: 山口義宏
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2018/03/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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・購入後のユーザとの接点もブランディング
・体験の一貫性が必要。スタバ。顧客接点の一貫性。時系列の一貫性。
・ブランディングは他との区別
・ブランドは識別記号と知覚価値。コーラのロゴは記号、炭酸は知覚。
・品質は知覚されて競争力に。品質だけではダメ。
・王者は守りと差別化。チャレンジャーの差別化施策を真似て差別性を奪う。
・チャレンジャーは差別化。既存カテゴリ内と、抜本的両面。
・ターゲット2種類。ブランドターゲットは強く共感し理想的ユーザー像になる。セールスターゲットは売上確保の拡販先。アップル信者と、みんなが使ってるから使う高校生。
・ベンツとBMW。同じ高級車でも、ベンツは伝統富裕層。地主、2代目。
・BMWは新興富裕層。起業家、投資家。自分で切り開いた人のイメージ。そこでベンツと差別化をしている。CMもそう。
・顧客インサイトはチャンス喚起かリスク喚起。いいことがある、これしないと悪いことがある。
・サントリーのエビデンスは品質の高い水。南アルプスの天然水に長年投資し、飲み物の主成分は水で、美味しさの鍵は質の良い天然水、というイメージをつくった。プレモルも天然水であることをイメージして美味しさを想起させる。
・マツダのスカイアクティブテクノロジー。細かい技術の積み重ねを一般人に言ってもわからないのでまとめる。
・ブランド戦略。理念は時間かかる壮大。競争戦略は即効性。
・支援者としての情報発信。パンパースは子育てする母の支援者という立ち位置で記事かく。
・2000年のサムスン。主要空港や国際会議のあるホテルに無理やり広告。最近サムスンばかり、という印象をエグゼクティブに与える。
・部門巻き込むブランド戦略決定は合意形成を先払いが良い。時間もまとめるのも大変だが後が楽。後払いの場合は経緯を細かく説明。腹落ちしてない人を飲みに誘うのも。
・ブランドターゲットのインサイトを掘る能力。自分の欲や不安、恐れを直視して言語化できる能力。あと、ユーザの本音の話ができる組織か。
・前者。なぜこれを買ったかを言語化する訓練。モテたい、できる人間に見られたい、頭が良さそうに思われたい。などが本音。建前を無くす。
・企業が戦略を。代理店が戦術を。